黄金のトリオが揃った初のスタジオ録音アルバム。
これまでに加えてファンキーな味わい。
オススメ度:★★★★
オリジナル・リリース:1988年
ベースのノーマン・ワット・ロイ、ドラムのサルバトーレ・ラモンドと
黄金のトリオが揃った初のスタジオ録音のアルバム。
その息の合った演奏は、数多くのライヴで鍛えに鍛えられたもの。
そして全曲ウイルコのオリジナルで固められた収録曲だって
ライヴを通して磨かれていったに違いないのだ。
この頃から曲にポップさが薄れ、
独特のファンキーさが加わった気がする。
ブロックヘッズ出身のノーマンの影響がデカイか!?
恐らくノーマン、サヴという強力なリズム隊を得て、
自然とウィルコの曲作りも、変わっていったんだと思う。
なんだかコーラスのエコーが怖い[1]からスタート。
めずらしくバラード調[4]なんてのもある。
10曲入って36分5秒、アッという間。
アルバムとしては、ちょっと決め手に欠けるような気もするが・・・
ラストの[10]では、ギター・カッティングとバンドのグルーヴだけで、
グイグイと盛り上げていきますぜ。
カッチョイー!
いつも思うのだが、ウイルコの曲って小節感覚が独特だなぁ・・・と思う。
ブルースとかにもよくあるけど、詞に合せてサウンドが組み立てられているのかな。
形式だけじゃないウイルコのブルースは、やっぱ根っこから染み付いてるんだろうね。
ところで数曲で出てくるハープは、
ルー・ルイスではなくて、チャールズ・シャー・マレーという人。
また、数曲でソリッド・センダースのメンバーだったジョン・デントンもピアノで参加。
ドクター・フィールグッド脱退後、契約上なかなか順調にアルバムが出せないので、
こうやって少しずつでもアルバムが出されるだけでも、うれしいですな。
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BARBED WIRE BLUES / WILKO JOHNSON [1] Living In The Heart Of Love [2] I Keep It To Myself [3] Waiting For The Rain [4] Turned 21 [5] Barbed Wire Blue Blues [6] If You Want Me, You've Got Me [7] Letting The Night Go By [8] Take Me Back [9] The Hook (little darling) [10] Out In The Traffic CREDIT: Wilko Johnson: Guitar, Vocals Norman Watt-Roy: Bass, Backing Vocals Salvatore Ramundo: Drums, Backing Vocals John Denton: Piano Charles Shaar Murray: Harmonica |
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