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ON THE ROAD AGAIN / DR.FEELGOOD
オン・ザ・ロード・アゲイン / ドクター・フィールグッド

ピート・ゲイジがヴォーカルとなった唯一のアルバム。
リー・ブリローのカラーがそのまんま。

ON THE ROAD AGAIN

オススメ度:★★★★☆
オリジナル・リリース:1996年8月


いきなし、びっくりしたなぁーもぅ・・・てな感じの[1]で始まるこのアルバム。
ヴォーカルにピート・ゲイジを迎えてドクター・フィールグッドの復活である。

バンマスのリー・ブリロー亡き後、
ドラムのケヴィン・モリスを中心に再結成の話が進められたようで、
サウンド・コンセプトをそのまま継承。

「ドクター・フィールグッド」というバンド名をリー・ブリロー不在で使うことには
当のバンド自身が頭を悩ませたであろうが、
このバンド名で勝負してきたことに強い意思と結束を感じてしまいます。

再結成とかは、おいらはどうも好きでは無く発売当初は違和感は感じたけれど、
音を聴けば、不満は次第に消えていった。

リー・ブリローより年上というピート・ゲイジだけれど、
スタイル的にはリーとそっくり。
ブルース・ハープがブリブリ、ダミ声でブリティッシュR&Bをキメてくれます。

リー・ブリローと同じキャラの選択はある意味、
このバンドが発展性というよりも
リー・ブリローが残した偉大なビートの継承という事に、
重点がおかれているためなのでしょう。

そもそも、おいらはウイルコ・ジョンソンをクビにした時点で
ドクター・フィールグッドというバンドがその道を選択したと思ってる。

新生ドクター・フィールグッドのサウンド・コンセプトは明確。
そのままこのアルバムでもコンパクトでタイトな気持ちよいビートが全編で聴けます。

イチオシはファンキーなリトル・ウォーターの[6]。
腰が無条件でフリフリとしてくる気持ちよさっす。

続く[7]はトム・ウェイツのカバーという意外性も。
でもサウンドには何の違和感もありません。
[1]もなんとなくトム・ウェイツちっくな雰囲気がありますなぁ。

このビートがまた、これからも続くかに思えたけれど、
ところがどっこい、ピート・ゲイジはこれ1枚きりである。ウムム???

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Tracks

ON THE ROAD AGAIN
ON THE ROAD AGAIN / DR.FEELGOOD

[1] Wine Woman & Whisky
[2] Sweet Louise
[3] World Keeps Turning
[4] On The Road Again
[5] Instinct To Survive
[6] Mellow Down Easy
[7] Going Out West
[8] Cheap At Half The Price
[9] Second Opinion
[10] What Am I To Believe
[11] Repo Man
[12] You Got Me

 



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