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FAST WOMAN SLOW HORSES / DR.FEELGOOD
ファースト・ウィメン・スロウ・ホーシズ / ドクター・フィールグッド

新ギターリスト、ジョニー・ギター加入。
ズバリ、適任。・・・ところが。

FAST WOMAN SLOW HORSES
オススメ度:★★★★
オリジナル・リリース:1982年10月


新しいギターリストとしてカウント・ビショップスからジョニー・ギターが加入。
久々にシャキっとしたスピーディーでカッコいーアルバムとなった。

この新ギターリスト、超ベタなロックっぽい名前だけれど、
ドクター・フィールグッドにまさに適任。
ミドル・ネームなんかずばりギターときた・・・タダモノではない。

カウント・ビショップス時代に比べると、いろいろなテを使って色をつけている。
かなり器用で、イケル男という事が判明。

こちらのリズム隊(ジョンB、ビッグ・フィガー)と相性もよく、なかなかバラエティなリズム。
ちょうどこれまでのドクター・フィールグッドとカウント・ビショップスをミックスしたようなサウンド。
。。。といってもほとんど今までと変わらないっちゃぁ変わらないが。
ポップさが薄れ、荒々しさが前面にでた位かな?

プロデュースは久々のヴィック・メイルだ。
もちろん、リズムからバシッときてるサウンドに仕上げてる。
ゲスト・キーボードのスティーヴ・ウェストが案外目立ってたりもする。

おいらのお気に入りはスクィーズのソングライター・コンビの作品[2]。
これがまたとんでもなくカッコイーのだ。
(スクィーズ自体はどうもピンとこないけど、このコンビはホントいい曲を書く。)
[5]以降[7],[8],[10],[11]とジョニーがらみの曲がつづき、
曲作りが苦手な親分の代りにここでも貢献、なかなかイケルのだ。

これでまたツアー、ツアーの日々となるのか。。。と思ったら、
な、な、なんと、ジョニーを迎えてのアルバムはこれが最初で最後。
そして、さらに恐るべきことにオリジナル・メンバーで必殺のリズム隊コンビ、
ベースのジョン.B.スパークス、ドラムのビッグ・フィガーまでもが脱退。
一体、何が起こったんだ、どうなるドクター・フィールグッド???
当然、一時解散状態となる。無念、リー・ブリロー。

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Tracks

FAST WOMAN SLOW HORSES
FAST WOMAN SLOW HORSES / DR.FEELGOOD

[1] She's The One
[2] Monkey
[3] Sweet Sweet Lovin'
[4] Trying To Live My Life Without You
[5] Rat Race
[6] Baby Jump
[7] Crazy About Girls
[8] Sugar Bowl
[9] Educated Fool
[10] Bums Rush
[11] Baby Why Do You Treat Me This Way
[12] Beautiful Delilah


CREDIT:
Produced by Vic Maile
Lee Brilleaux: Vocals
Gypie Mayo: Guitar
John B. Sparks: Bass
The Big Figure: Drums
Steve West: Keybords

 



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