ベスト2枚組みでほぼ年代順の収録。
とりあえずドクター・フィールグッドの全貌を味わいたい方には最適!
オススメ度:★★★★
オリジナル・リリース:1997年4月
まぁベスト物なんで、とりあえずこれひとつで全貌を聴きたいという方には最適でしょう。
収録曲も無難だし、2枚組というのもヴォリューム的には悪くない。
とりあえず、デビューからヴォーカルがピート・ゲイジになった時代まで、
ほぼ年代順にひととおり聴ける。
ドクター・フィールグッドのサウンドはギタリストの交代とともに変化してきたので、
それも聴いてみればわかる。
まずはDisc Oneの[1]~[10]がウィルコ・ジョンソン。
あのシャキシャキ感は当然ながら他と比べてもケタ違い。
そしてバンドとしても、人気とともに絶頂期でとにかくサイコー。
あまりにカッコよすぎるので、オリジナル・アルバムでさらに酔いしれるべし。
そしてDisc Oneの[11]~[19]がジッピー・メイヨ。
リズム隊が変わらないため、ギターの個性がそのままサウンドに現れた。
安定した演奏はそのままだが、パンク、ガレージ色が強まり、
よりシンプルな4ピースのブリティッシュ・R&Bバンドといった感じだ。
アクが少なくなった分、親しみやすさは増した。
[20],[21]でジョニー・ギターとなっても、やや荒っぽくなったが基本線はジッピー時代そのまま。
しかし、この後リズム隊までも脱退、ついにオリジナル・メンバーはリーのみとなってしまう。
Disc Twoの[1]~[5]でメンバーが一新するも、やはり役不足。
リーがいろいろな角度で試すものの、魅力的な作品は生み出すことが出来なかった。
Disc Twoの[6]からスティーヴ・ウォルインが加入。
これを機に原点を見つめ直したようなサウンドに戻っていく。
パワフルさを取り戻しつつ復活を期待するも、リーは病死。
ここで一旦、閉幕となる。
しかし、再編成時から共に歩んできたケヴィン・モリスが再始動を決意。
ヴォーカルとしてピートを迎えるが、ここでは[16]~[19]の4曲も収録。
ちょっと配分的に多い気がするが、まぁ気合は感じるんで良しとしよう。
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TWENTY FIVE YEARS OF DR.FEELGOOD / DR.FEELGOOD Disc One: [1] She Does It Right [2] I Don't Mind [3] All Through The City [4] Keep It Out Of Sight [5] Roxette [6] I Can Tell [7] Sneakin' Suspicion [8] Back In The Night [9] Going Back Home [10] Riot In Cell Block No.9 [11] She's A Wind Up [12] That's It, I Quit [13] Night Time [14] Milk And Alcohol [15] Put Him Out Of Your Mind [16] Shotgun Blues [17] No Mo Do Yakamo [18] Jumping From Love To Love [19] Violent Love [20] Rat Race [21] Crazy 'Bout Girls Disc Two: [1] Dangerous [2] Mad Man Blues [3] Dimples [4] Hunting Shooting Fishing [5] See You Later Alligator [6] King For A Day [7] Baby Jane [8] Sugar Turns To Alcohol [9] Down By The Jetty Blues [10] Double Crossed [11] Wolfman Callin' [12] One Step Forward [13] Roadrunner [14] Down At The Doctors [15] Heart Of The City [16] World Keeps Turning [17] Instinct To Survive [18] Going Out West [19] You Got Me |
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