「PULL THE COVER」に続く他人のカバー集、第2弾。
ドラマーはモンティに交替。
オススメ度:★★★★
ドラマー、モンティが加入してのフル・アルバム第1弾は、
トリオ・メンバーで共作のオリジナル曲、[11](手グセ1発のインスト)が1曲あるものの、
基本的には「PULL THE COVER」に続く他人のカバー集、第2弾。
しかし、前作ではR&Bからの選曲が中心だったけれど、
今回はそれに加えて、ボブ・ディランとヴァン・モリソンという自身のアイドルからの曲も多数含まれる。
ヴァンがウイルコのアイドルという事は、今回初めて知ったのだけれど、
なんでもヴァンのツアー・バンドをやるとかやらないとかの話があったとか。
(そのあたりの話はライナーに詳しい)
これが実現していたら、歴史的な頑固オヤジのスペシャルな共演に、
世界中がビックリたまげたの大騒ぎになりかねなかったが、ウーン残念無念・・・
これらの音源は基本的にその時のリハーサルからのテイクらしいが、
なるほど、スタジオ作を前提とした作りこみはなく(元々あまりないけど)、
そのままスタジオ・ライヴな感じのセッション的なプレイ。
ミスもそのままのラフなテイクもある。
全体的にスピードは控えめにファンキーなアレンジ。
こころなしかノーマンのベースもブイブイ度が控えめ。
そのせいか今回ちょいと気になったのが、ドラムとギターが別次元で聴こえてくる事。
前回の「 LIVE IN JAPAN, 2000」ではあまり感じなかったけれど、バンドとしてのかみあい
・・・というか個々のプレイのニュアンスの相性が今ヒトツ悪いと思うのは気のせいだろうか?
ヴォーカルは、そりゃぁヴァンと比べたらちょいと可哀相だが、
([13]でのシャランランランラはオロロロロ・・・)
プレイからは1ファンとしてひたすら楽しんでいる愛らしい姿が目に浮かびます。
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RED HOT ROCKING BLUES / WILKO JOHNSON [1] Red Hot Rocking Blues [2] From A Buick Six [3] Goodbye Baby [4] The Western Plains [5] He Ain't Give You None [6] Hello Josephine [7] Help Me [8] Casting My Spell [9] I Got A Woman [10] Talking About You [11] One Time [12] Ro Ro Rosie [13] Brown Eyed Girl [14] To Ramona [15] Listen to the Lion |
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