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GOING BACK HOME / WILKO JOHNSON
タイトル / アーティスト

ウィルコ・ジョンソン・バンドの独特のサウンドが確立された、
11年ぶりとなるスタジオ録音アルバム。

TITLE / ARTIST

オススメ度:★★★★
オリジナル・リリース:1999年


前作のスタジオ録音作「BARBED WIRE BLUES」から11年、久々のスタジオ録音アルバムなのだ。
内容はまさにウイルコ・ジョンソンの音。ホントにこの人は変わらない。
それ以上でも、それ以下でもない。

収録された曲はアルバムのための新曲というより、
数々のライヴでアレンジを練りながら完成した曲を録音したという感じでしょう。

すべてウイルコの手による曲で、
([10]はファースト・ソロ「ICE ON THE MOTORWAY」から再録音曲。)
ややファンクな[6]のみ3人の共作だ。セッション中にでもできた曲かな?
([1]はブロックヘッズとのシングルと同名だけど、全然違う曲。)

ウイルコのギターのカッキン・コッキン度は、あいかわらず。
それに加えノーマン、サヴによるリズム隊のふんずまり度も増してきた。
この3人によるバンド・サウンドも熟成されてきたのだろう。

また「BARBED WIRE BLUES」から引き続き、
ソリッド・センダースのメンバーだったジョン・デントンもピアノで好サポート。

それにしてもただの3コードがベースの曲なのに、
この黄金トリオから出されるサウンドはホント個性的だ。
やはり偉大なるこのバンドはタダモノではない。

ところでシンセサイザーを使っているらしいが、どこでどう使っているのか?
([3],[7]のチープなラッパ風の音?) あんまり関係ない感じですが。

全体的にとてもいい仕上がりのアルバムだと思う。
(ヴォーカルのエコーが深くてかなり怖いが・・・)

しかし残念ながらこのアルバムを最後に
ドラムのサルヴァトーレがメンバーに惜しまれつつも脱退してしまう。

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Tracks

GOING BACK HOME
GOING BACK HOME / WILKO JOHNSON

[1] Beauty
[2] She's Good Like That
[3] Take It Easy
[4] I Really Love Your Rock'n' Roll
[5] The Beautiful Madrilena
[6] Keep On Loving You
[7] Underneath Orion
[8] Slipping And Sliding
[9] Come Back And Love Me
[10] Down By The Waterside
[11] Some Kind Of Hero


CREDIT:
Wilko Johnson: Guitar, Vocals
Norman Watt-Roy: Bass, Vocals
Salvatore Ramundo: Drums

John Denton: Piano

 



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