CANVEY ISLANDS' SON / MR LEW LEWIS

スティーヴ・フッカーによるプロデュースによる、
２曲入り12インチ・シングル。

CANVEY ISLANDS' SON

オススメ度：★★★★★
オリジナル・リリース：1986年

ウォーター・フロント・レーベルから郵便局に押し入り逮捕された同年の
1986年に出された12インチ・シングルである。

詳しいクレジットはないけれど、
。

バンド・メンバーもよくわからないし、録音時期もよくわからないけれど、
ＤＪの声も入ってるしＢＢＣかなにかの放送のライヴ音源みたい。

これが全盛期を思わせるサウンドで、めちゃくちゃカッコイーのだ！
ひょっとしたら70年代後半頃の音源かな？？？

収録曲はすべて他人のカバーで、[1]はジミー・リード、[2]はキングスマンで有名な曲。
そのサウンドは、勢い一発でスピード感がある。
場内は盛り上がっていて、いい雰囲気なのが伝わってくる。

ルーはいつもどおり荒っぽくがなり、ハープをうならせる。
この人のがなり（ヴォーカル）はリズム感があり、自然とウネリが出てきておいらは大好きだ。
バックも雰囲気よく一体感があり、キメるとこはバシッとキメている。
このバンドはセッション的なものではない。明らかにライヴで鍛えあげられているものだ。
名義はミスター・ルー・ルイスだがルー・ルイス・リフォーマーあたりのメンバーだろう。
ジャケットにウィルコ・ジョンソンらしきギター・ヘッドが見えるが、
多分ギターはリック・テイラー。それっぽいカッティングが随所で聴ける。

２曲といわず、ドカーンと聴きたいぞぃ。

LEW LEWIS