ドクター・フィールグッドの名曲をドクター・フィールグッドがカバー。
サウンドは良いが、一言申す。
オススメ度:★★★★
オリジナル・リリース:2006年8月
ドクター・フィールグッドが
過去のドクター・フィールグッドの名曲をカバーしたのがこのアルバム。
もちろんデヴュー当初のメンバーは一人もいない。
しかしながらこのバンド名を名乗っているだけあって、
ハープがブリブリのシャープなビート・サウンドは健在である。
ウイルコ・ジョンソン、ジッピー時代の有名曲を中心に、
数曲を除いては、基本的な骨格は変えずにプレイ。
チャック・ベリーの[13]のみ、これまでレコーディングされていないハズだけど。
ジョン・リー・ブギ仕上げの[1]《 Milk & Alcohol 》、
ブルース仕上げの[8]《 She Does It Right 》、
これまたよりブルージーな[11]《 Down At The Doctors 》
あたりが激シブの仕上げ。
ズバリ、悪くない。好みのサウンド。
星5つとはいわないが、星4つだ。
・・・という事をふまえて、あえて言いたい。
モノタリナイ。
これじゃぁ、物足りないのだ。
おいらは、ドクター・フィールグッドのニュー・アルバムを聴きたかったのだ。
このメンバー4人が繰り出すサウンドを聴きたかったのだ。
これじゃぁあまりにも後ろ向きスギである。
ドクター・フィールグッドの名で活動している以上、
これらの有名曲からは離れることはできないであろうことはわかるけれど、
ライヴでプレイするならともかく、
アルバムでは、新しいなにかを見せてほしかった。
もちろん、それが可能な実力を秘めた4人なハズなのだ。
このまま過去の遺産だけを継承して、活動を続けていくのであろうか。
今のメンバーはドクター・フィールグッドを愛しすぎてるのかもしれない。
ロバート、フィル、ケヴィン、スティーヴ。
期待してるぜぇぃ!
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REPERT PRESCRIPTION / DR.FEELGOOD [1] Milk & Alcohol [2] I Can Tell [3] Baby Jane [4] All Through The City [5] Roxette [6] Looking Back [7] She's A Wind Up [8] She Does It Right [9] Back In The Night [10] Take A Tip [11] Down At The Doctors [12] Route 66 [13] Run Rudolph Run CREDIT: Produced by Stephen Foster and Dr Feelgood Robert Kane: Vocals, Harmonica Steve Walwyn: Electric Guitar Phil Mitchell: Bass, Acoustic Guitar, Backing Vocal The Big Figure: Drums, Percussion |
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