COLUMN
ABOUT MODS
モッズ! モッズ! モッズ!
モッズってイメージ、とてもカッコイーですねぇ。おしゃれで、クールで。
とりあえずカーキ色のパーカー、べスパってのがすぐ浮かび上がります。
なんかイメージ優先って感じでモッズって何? ファッション? スタイル?
映画「さらば青春の光」を見ても矛盾だらけです。
主人公ジミーは他人と同じではヤダとか言いながら、みんなと同じファッションをしたりバイクに乗ってます。
ちがいはサイド・ベンツの深さやミラーの数程度です。
しかし、次第に自分を見つめなおしていきます。そう青春なのです。
自分探しの旅なのです。人生そのものなのです。
ところでジミーは最後、崖から落ちる直前にバイクから飛び降りたのでしょうか?謎です。
ある雑誌である氏がオープニングがエンディングの続きだっ、てな事を言ってました。
まぁ見てない人は必見です。
で、モッズ・ミュージックですが、本来ならその人それぞれがヒップなものがモッズ・ミュージックです。
他人の好みや流行ではありません。
...とするとおいらのモッズ・ミュージックはこのBEAT-NET内のすべてということです。
しかし、それではお話にならないので、オリジナル・モッズと呼ばれる1960年代中頃の、
お気に入りのアルバムを紹介しましょう。
R
ECOMMENDED
A
LBUMS
お奨めのアルバムを何枚か。
MY GENERATION / THE WHO
とにかく、ここからって感じの1枚。
本人たちはモッズじゃなかったって言うけど、あんま関係ありません。
このジャケットだけでも買いです。すべてがパーフェクト。
SMALL FACES / THE SMALL FACES
西(ウエスト・エンド)の横綱がフーなら、
東(イースト・エンド)の横綱といわれるのがこのスモール・フェイセズ。
見た目は横綱とは程遠いぃが、感情むき出しのそのサウンドは間違いなく横綱。
KINKS / THE KINKS
キンクスのデビュー・アルバムはR&B連発のダンス・アルバム。
セカンド(KINDA KINKS)もまた捨てがたいが、
ここはビート・ナンバー多めのファーストでどうだ!
OUR MUSIC IS RED WITH PURPLE FLASHES / THE CREATION
フーのピートもびっくらこいたというエディー・フィリップス在籍のクリエイション。
本人達も充分にモッズを意識したサウンド、アプローチ、ファッションだ。
決定的なアルバムがないので、ここはベストで味わおう。
FIVE LIVE YARDBIRDS / THE YARDBIRDS
こいつを聴けば、当時のライヴがいかに熱かったかがわかる。
踊り狂うモッズ達の姿が目に浮かんでくるよう。
すべてがR&Bのカバー曲で構成。
SMILE! / THE REMO FOUR
モッズ・サウンドといえばグルーヴィーなオルガンもかかせない。
ちょっぴりジャジーなアプローチもなんともいえない。
ビミョーな熱さのカックイー1枚。
BEGIN HERE / THE ZOMBIES
本人達がモッズを意識していたかどうかはわからないけれど、
カッコイーのは間違いなし!
黒ぶちメガネもサイコーだしね。
UPDATED 2004/1/1.
BEAT-NET
>
COLUMN
> ABOUT MODS