オススメ度：★★★★★
オリジナル・リリース：1965年2月

中身はＵＫ仕様の「NO.2」に近いが、さらにその次のアルバム「OUT OF OUR HEADS」の曲や、未収録も含む。さらにＵＳ盤ファースト「ENGLAND'S NEWEST HIT MAKERSS」で漏れた[6]をここに入れたり、つぎはぎだらけ選曲のUS仕様らしさ丸出しの1枚。

...が、ジャケットもカッコイーし...困るなぁ～な、悩ましい１枚である。

ちなみに、一番好きなストーンズのアルバムは？っておいらが聞かれた時には大概「ナウ！」と答えるが、アルバム全体のムードとジャケがお気に入りという面がデカい。

そんな寄せ集めアルバム「ナウ！」なのだが、結果、Ｒ＆Ｂコピーを極めた初期ストーンズの集大成。

渋ーい選曲にポップさを見事にブレンド、さらにここではファンキーさまでをも加えて、カッコいーサウンドのオン・パレード。

チャック本人にお褒めをいただいたという[7]で、キースのギターは笑っちゃうくらいチャック・スタイルの弾きまくり。もう自信に満ち溢れていて名演中の名演、あまりにもカッコ良いのであーる。

シングルになった[4]はともかく、自作[5]、[8]、[12]の出来はイマイチながら実にイー雰囲気出してます。

アルバムの完成度とかで言えば低いかもしれないけれど、バンドの勢いが出ちゃってる実に気持ちの良い１枚。

Last updated: Feb 25, 2021

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この紙ジャケ仕様を聴きながら書いてます。
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    [1] Everybody Needs Somebody To Love
    [2] Down Home Girl
    [3] You Can't Catch Me
    [4] Heart Of Stone
    [5] What A Shame
    [6] I Need You Baby (Mona)
    [7] Down The Road A Piece
    [8] Off The Hook
    [9] Pain In My Heart
    [10] Oh Baby
    [11] Little Red Rooster
    [12] Surprise, Surprise