オススメ度：★★★★★
オリジナル・リリース：1964年10月

ジャケ写はＵＫ仕様「NO.2」と同じだけれど。収録曲がちょいと違うＵＳ仕様セカンド・アルバム。

というか発売はこちらが先だから、ＵＫ仕様ジャケがこちらと同じと言うべきか。

だけどアルバム・タイトルは、この２ヶ月前にイギリスでＥＰとして発売された「５×５ (FIVE BY FIVE)」を元にした「１２×５」だからややこしい。

そのＥＰ収録曲[11],[3],[7],[2],[1]の５曲はすべて本作に収録。

ちなみに１２曲を５人でという事らしいから多分適当に付けられたタイトル。。。とはいえ内容は大充実！

やっぱりこのアルバムのポイントは[7]で所在地を曲名にまでしてしまうチェス・スタジオでの録音。それら[1],[2],[3],[6],[7],[11]は気合が違う。１発目から得意のチャック・ベリー・ナンバーで、まずはチェスにご挨拶！といったところか。

運動会で親の前でカッコいーとこみせようとする子供のような初々しさまで感じますね。

しかし、無理に本家っぽくプレイするのではなく、原曲の良さはそのままに、いかにもストーンズなサウンドのままで勝負したのはサスガ。実にうまい塩梅でポップなんだよなぁ。

新たに仕入れた曲[6]なんか、その場でアレンジしながら仕上げたっていうんだから、もうすでに自分達のサウンドは完成していたんだね。

ミック、ブライアン、キース、ビル、チャーリー、そしてスチュが見事に調和して実に素晴らしい１枚。

いやぁ、バンドっていいね！

Last updated: Feb 25, 2021

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この紙ジャケ仕様を聴きながら書いてます。
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    [1] Around And Around
    [2] Confessin' The Blues
    [3] Empty Heart
    [4] Time Is On My Side
    [5] Good Times, Bad Times
    [6] It's All Over Now
    [7] 2120 South Michigan Avenue
    [8] Under The Boardwalk
    [9] Congratulations
    [10] Grown Up Wrong
    [11] If You Need Me
    [12] Susie-Q