ザ・ローリング・ストーンズ・ガイド
THEIR SATANIC MAJESTIES REQUEST / THE ROLLING STONES
ストーンズというのはヌキにして絶対カッコいーサイケなアルバム。
コンセプトは物真似でも意外にいい曲ばかりな傑作!
オススメ度:★★★★★
オリジナル・リリース:1967年12月
ハイ、はっきり言ってこのアルバム、おいらは大好きなのであります。
ストーンズの流れの中で特異な1枚としてよく語られているけど、そんなことはなくてやっぱりストーンズ・サウンドだと思います。
表面上ミックのエゴで作ったような本作ではありますが、しっかりキースが舞台骨を支えていて、さりげなく次作「BEGGARS BANQUET」への流れも感じさせます。
(そのサウンドの骨格部分にブライアンが感じられないのは寂しい限りですが。。。)
ハイ、はっきり言ってこのアルバム、ビートルズのあのアルバムの真似だと思います。ジャケットからしてミエミエです。
それでもやっぱりビートルズのアレよりカッコイーと感じてます。サイケとかコンセプトとか気にせず、それぞれの曲を聴いてみてください。なんともいえずいいんだよなぁ・・・なんです。
ニッキー・ホプキンスのピアノが絶品の有名ドコ[6]はもちろん、[4]なんて隠れた名曲だと思います。
ポップな[1]、ストーンズらしいワイルドな[2]、なかなかのスケール感[7]、などなど実に良き良き。
ちなみに暇だったビル・ワイマンが作って歌った冗談みたいな[3]は、隣のスタジオでレコーディングしていたスモール・フェイシズのロニー・レイン&スティーヴ・マリオットがコーラスで参加しているというハナシ。ニッキーも大活躍。
このアルバムをセルフ・プロデュースで作りあげたことで自信を得たミックと(特に)キースは次の事を確信したに違いありません。
Last updated: Feb 9, 2021
この紙ジャケ仕様を聴きながら書いてます。ジャケットが3Dなので紙ジャケがおススメ!
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[1] Sing This All Together [2] Citadel [3] In Another Land [4] 2000 Man [5] Sing This All Together (See What Happens) [6] She's A Rainbow [7] The Lantern [8] Gomper [9] 2000 Light Years From Home [10] On With The Show