ザ・ローリング・ストーンズ・ガイド
BEGGARS BANQUET / THE ROLLING STONES
なんだかスゴイ事になってきた!。

オススメ度:★★★★★
オリジナル・リリース:1968年12月
いっ、一体、なんなんだよ、コイツラ。
とんでもないスケールでアルバムを作っちゃった。ホント、カッコイーし誰にも真似できない。流石である。
しかも恐るべし事に、このアルバムからストーンズの連中は、すべてのアプローチを自分側に持ってきちゃってるのがホント驚異的。
これまでのアルバムは、所詮誰かのコピーを自分流に解釈という感じだったのが、アプローチは同じなんだけど、なんだか突然、ブルースは自分達の体から染み出ているのだ的サウンドになってる。
そのうえ、ルーツに関する愛情は感じるし...どうなっちゃってるんだろう?
ボロボロになっていくブライアンについに見切りをつけた結果かなぁ。
最初の頃はやはりブライアンが仕切ってた部分が多かったと思うのだけれど、徐々に使い物にならなくなってきて、なんとかライバル・バンドからのアイデアを取り入れながらやってきたけど、ついにミックとキースが、俺達がって立ち上がって馬鹿力が発揮された感じ。
両面の頭に[1],[6]とキャッチー(?)な曲がある分、あまり感じないけど、けっこう地味目でヘヴィーなアルバムだったりする。
Last updated: Apr 4, 2012
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TRACK LISTINGS
[1] Sympathy For The Devil [2] No Expectations [3] Dear Doctor [4] Parachute Woman [5] Jig-Saw Puzzle [6] Street Fighting Man [7] Prodigal Son [8] Stray Cat Blues [9] Factory Girl [10] Salt Of The Earth
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