ザ・ローリング・ストーンズ・ガイド

LET IT BLEED / THE ROLLING STONES

きたよ、来た来た。このアルバムは完璧!

LET IT BLEED / THE ROLLING STONES

オススメ度:★★★★★
オリジナル・リリース:1969年12月

天才ブライアン・ジョーンズが参加した最後のローリング・ストーンズのアルバム。・・・といっても[6],[7]でちょこっとカラんだだけらしい。

その後任にはブライアンとはまた違った雰囲気のイケメン、ブルースブレイカーズのギターリストだったご存知ミック・テイラー。・・・といってもこのアルバムでは[3],[4]でサラッとカラんだだけ。得意のギター・ソロのお披露目はまだ。

それにしてもこのアルバムは素晴らしい。全曲が完璧だ。

これまでのローリング・ストーンズはカッコいーアルバムは何枚も作ってきたけれど、凄いアルバムというのは前作『 BEGGARS BANQUET 』までは作れなかった。

どうしてもビートルズの後追いというような感じがあったのだけれど、そのビートルズもいよいよ解散。なにかつっかえていたものがとれたようなオリジナリティ溢れるこのアルバムはホントお見事。

さらに不思議なのが天才ブライアン・ジョーンズを失って、この天才的なアルバムの仕上がり。これまた、なにかつっかえていたものがとれたようだ。

しかしキース・リチャーズ、やはり天才がいなくなってなにかと不安だったかグラム・パーソンズとべったりしたり、いろんなゲストを呼んでは、アイデアを頂戴するも、それにしてもこのアルバムの凄さはやはり驚異的!

いったい何がどうなってどうなっちゃったら、こうなるんだろう。

マジ全曲が文句のつけどころがない。

Last updated: Apr 4, 2012


LET IT BLEED / THE ROLLING STONES
[日本盤] 日本盤の紙ジャケ。
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TRACK LISTINGS
    [1] Gimme Shelter
    [2] Love In Vain
    [3] Country Honk
    [4] Live With Me
    [5] Let It Bleed
    [6] Midnight Rambler
    [7] You Got The Silver
    [8] Monkey Man
    [9] You Can't Always Get What You Want
  
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