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S.F. SORROW / THE PRETTY THINGS
S.F.ソロウ+7(紙ジャケ) / プリティ・シングス

元祖ロック・オペラですが当時は悲劇のアルバム。
サウンドも凄いことになってます!

S.F. SORROW / THE PRETTY THINGS

オススメ度:★★★★☆
オリジナル・リリース:1968年12月


後にフーの『 TOMMY 』、キンクスの『 ARTHUR 』で話題になる
ロックオペラの元祖アルバムであるが、
オウエの理解不足で発売が延び延びとなったそうで、
1968年12月にようやく発売。

同じEMIのビートルズの「サージェント・ペパー」やら、
ピンク・フロイドの「口笛吹き」は発売されたのに
プリティ・シングスは、なんでダメだったんでしょうか???

アーティスト仲間には絶賛されたようですが、
一般的にはプリティ・シングスの人気は下降線の時期。
発売当時、このアルバムはサッパリと話題にならなかったとか。

おいらもロックオペラなるものの価値がわからないので、
トータル性とかなんとかは???ですが、
サウンドが凄いことになっているのはわかります。

あの暗黒のファースト『 THE PRETTY THINGS 』と同じバンドとは思えません。

まぁファーストの時と同じメンバーは、フィル・メイとディック・テイラーの二人。

ウォーリー・アレン、ジョン・ポーヴィ、
そして新加入のトゥインクという実力派メンバーによるところもあるでしょう。
見事にコーラスがキマっているのは特にそうですね。

さらにプロデューサであるノーマン・スミスの貢献も大きそう。

曲によっては、ややアレンジが大袈裟な気がしないでもないが、
その構成、展開力はスゴイ。

そしてエレクトリック・サイケなサウンドのなかに
アコースティックな楽器の入れ方も実にウマい。

ビートルズを思わせる[8]など凄まじいではないか。
わずか3分のなかで様々な表情で聴かせてくれます。

ちなみにアルバム・コンセプト、物語はもちろん、
ジャケットはフィル・メイが描いたものだとか。
多才ですねぇ。

これで燃え尽き感があったのか、財政的な問題か、
このアルバムを最後にバンドの創始者の一人、
ディック・テイラーが脱退したのはイタいっす。

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Tracks

S.F. SORROW / THE PRETTY THINGS
S.F. SORROW / THE PRETTY THINGS

[1] S.F. Sorrow Is Born
[2] Bracelets Of Fingers
[3] She Says Good Morning
[4] Private Sorrow
[5] Balloon Burning
[6] Death
[7] Baron Saturday
[8] Journey
[9] I See You
[10] Well Of Destiny
[11] Trust
[12] Old Man Going
[13] Loneliest Person

BONUS TRACKS:
[14] Defecting Grey (Acetate Version)
[15] Defecting Grey
[16] Mr. Evasion
[17] Talkin' About The Good Times
[18] Walking Through My Dreams
[19] She Says Good Morning (Live 1969)
[20] Alexander (Live 1969)

 



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