大半が初期プリティーズのリメイク。
サウンドも中途半端で迷いがアリアリ。
オススメ度:★★★
オリジナル・リリース:1988年6月
前ライヴ作『 LIVE AT THE HEARTBREAK HOTEL 』から
ギターのジョー・ショウ以外は全トッカエしたメンバーで
1987年7月に録音されたスタジオ作。
前作同様またもや初期の曲を中心に集めてますが、
サイケ期の[7],[8]、アメリカン・ハードな[5]などもあり、
新曲も[6],[11],[12]の3曲があったりします。
バンドのコンセプトに迷いがありありなんでしょう。
正直、サウンドにも迷いがありありでイマイチです。
初期カバーばかりを集めた
『 LIVE AT THE HEARTBREAK HOTEL 』は割り切り感が良いからか
ダーティーさを捨てたパブロックな雰囲気が気持ちよいものでしたが、
こちらはかなり中途半端。
後ろ向きながらも微妙に前も向きたいようなサウンドが、
どうにもさえない。
90年代になってプリティ・シングスのアルバムがリマスターされて出しなおされたけど、
このアルバムが無視されちゃったことからも、
「無かったことにしたいアルバム」
・・・なのかもしれない。
ちなみに『 LIVE AT THE HEARTBREAK HOTEL 』も無視されているから、
初期カバーばかりのコンセプトが
熱きフィル・メイのお気に召さないのかも。
|
[輸入盤] 輸入盤のみの発売ですが廃盤状態。 >> Amazonで詳細を見る! |
オンライン中古CDショップ【BEAT-NET RECORDS】 ⇒ THE PRETTY THINGS(プリティ・シングス)のページはコチラ |
|
OUT OF THE ISLAND / THE PRETTY THINGS [1] Cry To Me [2] Baby Doll [3] She's Fine She's Mine [4] Get The Picture [5] Havanna Bound [6] Can't Stop [7] Loneliest Person / L.S.D. [8] Pricate Sorrow [9] Moon Is Rising [10] Big City [11] Cause And Effect [12] Well Known Blues [13] You Don't Believe Me [14] Judgement Day |
⇒ ザ・プリティ・シングス(THE PRETTY THINGS)のトップ
⇒ BEAT-NET 60年代ブリティッシュ・ビート~パブロック アルバム・ガイドのトップ