プリティ・シングス、2007年のアルバム。
気合いバッチリの充実した1枚なのだ!
オススメ度:★★★★
オリジナル・リリース:2007年
実に力強いアルバムなのだ。
気合いはバッチリでいて、力みはない。
2007年に発売されたプリティ・シングスのこのアルバムは、
おそらく自然体だろう。
メンバーは結成時からの二人、
フィル・メイとディック・テイラーに加えて
ジョン・ポヴィー、ウォリー・ウォーラー、
フランク・ホランド、スキップ・アランの6人。
(ancient Trixon Drumsとしてマーク・セント・ジョンもクレジット)
古くからのファンが気になる曲は[9]でしょうか。
ローリング・ストーンズもUKファーストでカバーした
ご存知ボ・ディドリーの曲《 Mona 》。
そしてバンド名にもなった《 Pretty Thing 》のフレーズも歌われる。
なんとこの曲のバッキングは基本的にディック・テイラーのギター1本。
枯れた味わいのフィル・メイのヴォーカルとのコンビは、かなりいい感じです。
そして《 (Blues For) Robert Johnson 》なんてタイトルの曲もある。
独特のブルージーなアレンジが新鮮。
ストレートなブルース臭さでは
全編でスライド・ギターがうなる[8]だろう。
となるとR&B/ブルース色が濃い原点回帰のサウンドかというと
パワフルなロック・ナンバーや、
[5],[7]などポップな感じのビート曲、
ときおりスローな曲やバラッドもあったりして
全体的にはヴァラエティに富んだサウンドを聴かせてくれる。
ピアノとミュート・トランペットをバックに
しっとりと歌われる[11]も素晴らしい。
実にソウル(魂)を感じる1枚なのだ。
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BALBOA ISLAND / THE PRETTY THINGS [1] The Beat Goes On [2] Buried Alive [3] Livin' In My Skin [4] (Blues For) Robert Johnson [5] Pretty Beat [6] In The Beginning [7] Mimi [8] Feel Like Goin' Home [9] Mona / Pretty Thing [10] The Ballad Of Hollis Brown [11] Freedom Song [12] Dearly Beloved BONUS TRACKS: [13] All Light Up [14] Balboa Island |
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