ニック・ロウ名義のアルバムだけど、メンバーはまんまロックパイル。
もちろんヒネリも全開のポップなアルバム。
オススメ度:★★★★☆
オリジナル・リリース:1979年
デイヴ・エドマンズはもちろん、
テリー・ウィリアムス、ビリー・ブレムナーと黄金の4人。
そう、そのまんまロックパイルのメンバーが参加したアルバムである。
ニック・ロウ名義では2枚目のアルバムで、
翌年の1980年には、ロックパイル名義の唯一のアルバム
『 SECONDS OF PLEASURE 』が発売。
まさに絶頂期である。
もちろん同年のデイヴ・エドマンズ名義のアルバム
『 REPEAT WHEN NECESSARY 』とセットで聴くべし。
よりロッキンなサウンドが聴けます。
さて、この『 LABOUR OF LUST 』、そのサウンドも絶好調。
ニックのちょいとひねくれたポップなサウンドがフンダンに堪能できます。
シンプルでいてヒネリのきいたメロディー、リズム、
コンパクトにまとめられた曲の中にいろんなアイデアが詰まっています。
[7]以外の曲がニック・ロウのオリジナル曲で、
その[7]はロックパイルが参加しニック・ロウがプロデュースした
ミッキー・ジャップのアルバム『 JUPPANESE 』で
ミッキーがお気に召さなかったトラック。
いろいろとご苦労が多かったようですが・・・
ニック・ロウの代表曲[1]は文句無しのポップ・チューン。
ブリンズリー・シュウォーツ時代にイアン・ゴムと共作した当時は未発表だった曲。
そちらのヴァージョンはニックのボックス『 tHE DOiNGS 』で聴けるけど、
ちょっと甘めでヤワな仕上がり。
こういったポップな曲をロックパイルが仕上げると腰が入るから不思議。
[6]なんてポップな曲もいい感じっす。
一方、[4]はヒューイ・ルイスのハープもうなるロッキンなナンバー。
このアルバムの中では、ちょいとハードなタッチ。いやぁカッコイーっす。
いやぁ、ホント軽快で気持ちのいいアルバム、
アッという間の34分13秒です。
いいバンドですな、ロックパイルは。
本人達もあまりの気持ちの良さに、
次作では思わずロックパイル名義にしちゃったんでしょう。
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LABOUR OF LUST / NICK LOWE
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[1] Cruel To Be Kind [2] Cracking Up [3] Big Kick, Plain Scrap! [4] Born Fighter [5] You Make Me [6] Skin Deep [7] Switchboard Susan [8] Endless Grey Ribbon [9] Without Love [10] Dose of You [11] Love So Fine |
CREDIT
Produced by Nick Lowe
Nick Lowe: Vocals, Bass Guitar
Dave Edmunds: Rhythm and Solo Guitars, Background Volcals
Billy Bremner: Rhythm and Solo Guitars, Background Volcals
Terry Williams: Drums
Nick Lowe: Vocals, Bass Guitar
Dave Edmunds: Rhythm and Solo Guitars, Background Volcals
Billy Bremner: Rhythm and Solo Guitars, Background Volcals
Terry Williams: Drums