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ドクター・フィールグッド簡単ガイド

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ドクター・フィールグッドとは

ドクター・フィールグッドとは、イギリスはロンドンの東、テムズ川河口に位置する、
キャンベイ・アイランドで1970年代前半に生まれたバンドだ。

ヴォーカル&ブルース・ハープのリー・ブリローと
ギターリストのウィルコ・ジョンソンを二枚看板とし、
ベースのスパーコ、ドラムのビッグ・フィガーのリズム隊による四人で、
オヤジ・ルックながらも、究極にタイトなブリティッシュR&Bサウンドと
ちょっと変でエロ・カッコいーライヴで、話題となりロンドンに進出。

パブでのライヴを中心に活動を重ねていくうちに口こみで人気が爆発!
UAよりシングル《 Roxette 》、アルバム『 DOWN BY THE JETTY 』でレコード・デヴュー。

その後も1976年のライヴ盤『 STIPIDITY 』が全英ナンバー・ワンになったというから
今では考えられないほどの人気の高さだった。

しかしドクター・フィールグッド・サウンドのキーマン、ウィルコ・ジョンソンは、
その人気の高さからかナーバスに、次第に他のメンバーと距離ができるようになり、
4枚目のアルバム『 SNEAKIN' SUSPICION 』発売前になんと解雇されてしまうのだ。

その後ギターリストは、ジッピー・メイヨ、ジョニー・ギターと変わりながらも、
タイトなビートはそのままにパブでのライヴを中心に活動を続けていくが、
オリジナル・メンバーであるリズム隊の二人、
スパーコ、ビッグ・フィガーが脱退。
さらにはジョニー・ギターまでもが脱退し、ついには解散状態となる。

しばしの後、リー・ブリローは
新メンバー三人を迎えてドクター・フィールグッドを再始動。
やっぱりパブでのライヴを中心に活動を続ける。

そんな中、1994年にヴォーカルのリー・ブリローが死去。
バンマスを失ったドクター・フィールグッドは終わったかに思えた。

・・・が、残ったメンバー三人が新たにヴォーカルとしてピート・ゲイジを加えて
なんとドクター・フィールグッドを復活。

その後、ヴォーカルがロバート・ケインに変わったが、
リー・ブリローの遺志そのままのビートを引き継いで、
現在もパブでのライヴを中心に活動を継続中である。

ドクター・フィールグッドの魅力

ドクター・フィールグッドの魅力といえば、
シンプルかつタイトなそのビートでしょう。

ギター、ベース、ドラムの最小限3ピース構成に
時にはブルース・ハープ、スライド・ギターのスパイスをかませて、
極上のブリティッシュR&Bビートを生み出す。

ここにダミ声ヴォーカルが重なるサウンドは、
メンバーが変わっても時代が変わっても基本は同じ。

ビートルズのように万人受けするようなメロディーではないし、
ルックスだって???
パブロック界の最強バンドって言われても、ほとんどの人は
「パブロックってなーに?」
「ドクター・フィールグッドってだーれ?」
でしょう。

でもまぁいいではないか。
けっして斬新でシャレたサウンドではないけれど、いつになっても古くもならない。

1万人にこのバンドを聴かせてみて、
気に入った人が、たった10人だったとしても、
おそらくそのうちの10人が生涯つきあうことになるだろう。

そんな中毒的な味わいがジワジワと染み出てくる素晴らしいバンドなのだ。

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