60年代UKビート重症R&Bガレージ!
選曲センスも抜群!
オススメ度:★★★★★
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文句無し60年代ブリティッシュ・ビート直系の、
US産ガレージ・バンド、クロウダディズ(THE CRAWDADDYS)。
初期ローリング・ストーンズ、初期キンクス、初期ゼム、
初期プリティー・シングス、初期ダウンライナーズ・セクト・・・
このあたり好きなら、かなりピンポイント的中!
なんてったって、このバンド名。
モロに前出の60年代UKバンドに影響を受けたサウンドで、
趣味丸出し、R&Bガレージ色全開!
とにかく絶品、オススメします!
1970年代後半にサン・ディエゴで
3つボタン・モッズ・スーツ、パーカを着ていたという、
ご近所仲間、
ヴォーカル、ハープ、ギターのスティーヴ・ポターフと
ヴォーカル、ギターのロン・シルヴァを中心に結成。
1979年という時代ハズレに発売したファーストは
録音はチープですが、カッコよすぎっす。
しかし、ファースト・アルバムを出した後に、
シングル、EPを残してスティーヴ・ポターフが脱退。
EPでは二人共作のオリジナル曲がメインだっただけに・・・
相棒だったロン・シルヴァは相当なショックを受けたそうな。
その後、ロンはバンドの方向性を失い度々メンバーを変え、
一時は、グラハム・ボンド・オルガニゼイションのカバーなんてのを
やりながらも活動を続けるも1984年頃には解散。
しかし、解散前に残したアルバム用の曲を集めたものを
後にセカンドとして発売。
これがまたとんでもなくカッコ良い。
例えがマイナーで恐縮ですが、
ドクター・フィールグッドのファースト・アルバムが
鋭くシャープに削り取ったスピード感あふれるサウンド。
そして、その後に出したセカンドが
鋭くシャープに、さらにユルさをも加えた絶妙な味。
このクロウダディズの2枚も、そのガレージ版といった感じでしょうか。
ファーストが鋭くシャープな爆裂ガレージ・サウンド。
そしてセカンドがガレージ・ビートにユルさを加えたもの。
両者のユルさに共通するのは、ニューオーリンズR&Bビート。
このセカンドで聴ける
ガレージ・サウンドとニューオーリンズ・ビートの相性が抜群なのだ。
オリジナル曲も素晴らしいし、
解散しちゃったのがホント惜しいなぁ。
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HERE 'TIS オリジナル・アルバムは二枚だけで、両方いいですが、 個人的には、このセカンドをまず! R&Bガレージとニュー・オーリンズが相性抜群! |
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CRAWDADDY EXPRESS R&Bガレージ・サウンドなら、こちらのファースト。 チープな録音ながらも勢いたっぷり、愛情たっぷり。 抜群のカッコよさ。 |
オリジナル・アルバムは二枚のみ。
CRAWDADDY EXPRESS (1979)
爆裂R&Bガレージ、ファースト・アルバム!
HERE 'TIS (1987)
絶品ビート炸裂のセカンド・アルバム!