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THE MOD YEARS / BRIAN AUGER
1965-1969, Complete singles, B-sides and rare tracks
ザ・モッド・イヤーズ / ブライアン・オーガー

ブライアン・オーガーの初期モッズ時代の曲を集めた編集盤。
もちろんスーパー・グループ、スティーム・パケットの音源も収録。


THE MOD YEARS / BRIAN AUGER

オススメ度:★★★★☆

ブライアン・オーガー&ザ・トリニティといえば、
もちろんリーダーであるブライアン・オーガーが主役。

・・・で、初期モッズ時代のブライアン・オーガーを聴くのに
なかなか便利なのがこの編集アルバムである。

この収録曲を参照してブライアン・オーガーの紹介を兼ねましょう。

このアルバム、サブタイトルが『 1965-1969 』なんですが、
ブライアン・オーガー&ザ・トリニティーが結成されたのは1964年。

しかし1961年には、モダン・ジャズ・バンドでプレイしてたらしいし、
翌年にはブライアン・オーガー・トリオなるバンドでクラブでプレイしてたそうな。

あのフラミンゴ・クラブなんかでも演ってたりと、
オリジナル・モッド中のモッドなオトコ。
ルックスはともかく、そのプレイはなかなかの評判だったとか。

そうそう、同じオルガン・プレーヤーのズート・マネーのあの超傑作ライヴ盤
LIVE AT KLOOK'S KLEEK 』のオープニングでバンドを紹介してるのもブライアン・オーガーっす。


・・・で、1965年に[9],[10]の
《 Fool Killer / Let's Do It Tonight 》でレコード・デヴュー。
さらに[11],[8]《 Green Onion 65 / Kiko 》を出しましたが、
いまいちパッとせず。

大物ブルース・ハーピスト、サニー・ボーイ・ウイリアムスンの
英国ツアーのバックでもプレイしてたそうな。


・・・でもって例のスーパー・グループ、
スティーム・パケットを結成するわけです。

・ジュリー・ドリスコール
・ロッド・スチュワート
・ロング・ジョン・ボルドリー

モッズ・クラブでは注目の3人がヴォーカルをとるのがポイント。


[13]以降がその頃の曲ですが、
どうもこのバンド、どちらかといえばウサン臭いことで定評あるマネージャ、
ジョルジオ・ゴメルスキーの戦略バンドのようで、
ブライアン・オーガーにしてみれば、バンドというよりは、
セッションに参加してたっていうようなノリじゃぁないかと思われます。

モータウンなポップ・センスを前面に出したサウンドは
なかなかのモンでおいらは、まぁ気に入っているけど、
ちょっとモッズを狙いすぎってな感も・・・

フロント3人わがまま放題で、
インチキなマネージャーの件もあり、全然まとまらなかったとか・・・

これまた、いまいちパッとせず。


・・・で、今度はジュリーだけをフロントにして、
ブライアン・オーガー&ザ・トリニティーを復活。

ここらあたりからがブライアン・オーガーの本領発揮です。

モダーンズという意味でのモッズでは、ブライアン・オーガーはまさに適任。
その音楽的な才能を発揮して、新たなサウンドを作り出していきます。


ファースト『 OPEN 』は、実にいい感じ。

モッドなインストにジュリーのパワフルなヴォーカルを生かした
ソウルフルな曲もいいです。

その頃に出したシングルもヒットしたし、
[3]《 Road To Cairo 》あたりの哀愁路線もグッド。

この曲、ゾンビーズがそのまんまやってもハマりそう。
実はこれ、なにげにおいらのお気に入りの曲っす。


しかし、ブライアン・オーガーはさらにモダーンなサウンドを追求。
1970年に突入し、オブリヴィオン・エクスプレスなるバンドを結成しますが、
この時代の前後辺りからは、なんだかフュージョンっぽいサウンドで
おいらはついていけてません。


まぁ基本的に、ブライアン・オーガーという人は
音楽を作り出すのが大好きな職人アーティストなんでしょう。

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THE MOD YEARS / BRIAN AUGER AND THE TRINITY
THE MOD YEARS / BRIAN AUGER AND THE TRINITY
[1] I Am A Lonesome Hobo
[2] This Wheel's On Fire
[3] Road To Cairo
[4] Shadows Of You
[5] Save Me, Part 1 & 2
[6] As She Knows
[7] Tiger
[8] Kiko
[9] Fool Killer
[10] Let's Do It Tonight
[11] Green Onions 65
[12] Oh Baby Won't You Come Back Home To Croydon; Where Everbody Beedle An' Bo's
[13] Back At The Chicken Shack
[14] The In Crowd
[15] Baby Take Me
[16] Can I Get A Witness
[17] Baby Baby
[18] Holy Smoke
[19] Cry Me A River
[20] Oh Baby, Don't You Do It
[21] Lord Remember Me



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