ANIMAL TRACKS / THE ANIMALS
アニマル・トラックス / ジ・アニマルズ

またまたコテコテな選曲のアニマルズ、セカンド・アルバム。
しかしより渋いサウンドなのだ。

オススメ度：★★★★
オリジナル・リリース：1965年5月

レイ・チャールズ関係が[1],[3],[4]と３曲。
チャック・ベリーにボ・ディドリーなどの
またまたカヴァー全開のアニマルズ、セカンド・アルバム。

そのアニマルズ・・・というよりエリック・バードン、
このテのR&B系ブリティッシュ・ビートの場合、
クロっぽいだの、ソウルフルだの、なんのかんの言われるけど、
まったく的を得ていない。

ソウルフルじゃなくて、ソウルそのものなのだ。
もう飢えまくってガツガツとしているのだ。

ミック・ジャガーがエリック・バードンを最大の脅威と言ったらしいが、
お坊ちゃまのミックがいくらワルっぽく振舞っていても、
エリックがガツガツときたらたまんないぜぇ・・・てな感じじゃないかな。

プレイ面ではアラン・プライスのピアノがかなり聴き応えがあります。
[1],[6],[9]のようなニュー・オーリンズ・タッチ、
[2],[11]のようなジャジーでブルージーなのもいいですな。
時には[5]のようにオルガンでも聴かせてくれます。

◆オススメCDチェック◆

	[日本盤] 限定の紙ジャケ仕様。ボーナス・トラックもたんまり。 >> Amazonで詳細を見る！
	[輸入盤] セカンド・アルバムとの２イン１CD仕様。 >> Amazonで詳細を見る！