こんにちは、BEAT-NETです。 だいぶ、涼しくなってきましたのでハイ・ペースな発行です。 今号は前号でちらりと紹介したオリジナル・モッズ丸見えレーベル、 UKスーをピックアップ。 では、では。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ブリティッシュ・ビートのネタ満載、UKスー ──────────────────────────────────── ◆もう丸見えッス◆ 前号クリス・ファーロウの『 DIG THE BUZZ 』でチラリと触れましたが、 オリジナル・モッズが聴きまくったであろう、 ダンス・クラブ・チューンが満載の「UKスー」コンピレーション盤、 ▽『 UK Sue Label Story: The World of Guy Stevens 』 http://www.amazon.co.jp これがまたたまらない。 どう聴いても、ストーンズをはじめとした当時のR&Bベースのバンドは、 このレーベルのサウンドを浴びまくったとしか思えない。 あのブリティッシュ・ビート・サウンドのネタが、もう丸見えなのだ。 ◆USスーとUKスーっていわれても...◆ おいらも当初あまり意識していなかったけれど、 スー、スーといっても、「USスー」と「UKスー」では、 ちょいと違うモノらしい。 もちろん元祖は「USスー」の方。 モータウンよりも前の黒人経営レコード・レーベルで 有名ドコではアイク&ティナ・ターナーはここからデヴューしてます。 ※USスーはこちらで手軽に聴くことができます。 11曲目のモータウンちっくな「 The Real Thing 」がグー! ▽『 The Best of Sue Records 』 http://www.amazon.co.jp その他にも、そこそこのヒットを出していたようで、 このスーの発売権をUKのアイランドにライセンスしたそうな。 そしてそのアイランド・レコードのボス、クリス・ブラックウェルが UKにもスーというレーベルを発足させて、 USスーのレコードを売り出したということなので、紛らわしい。 さらに紛らわしいのは、UKスーはUSスー以外の曲も扱っていたのだ。 そしてポイントはそれらの曲をセレクトしていた男、 レーベルのマネージャーでありDJでもあるガイ・スティーヴンズ。 要注意人物である。 レコード・コレクターでもあったらしいガイは、 R&Bに限らず、ブルース、ソウル、ジャズなどジャンルにこだわらず、 ちょっぴりマイナーだけど、 自分の耳でカッコイーと判断したサウンドのみを選び出した。 これが、ヒップなサウンドを求めていたオリジナル・モッズが まさに求めていた音だったのだ。 ガイ・スティーヴンズ恐るべし! ◆ビンゴ!◆ さてR&Bベースのブリティッシュ・ビート好きなあなたなら、 カバー曲のオリジナル探しは、もう日課みたいなモノでしょう。 おいらもそうでこの「UKスー」でビンゴ!となったのが、 ボビー・パーカーの「 Watch Your Step 」。 パッと思いつくにマンフレッド・マン、スペンサー・デイヴィス・グループ、 そしてドクター・フィールグッドがカバー。 おいらはこのズッコケ・リフを持つファンキー・サウンドが超お気に入り。 そのオリジナルがここで手軽に聴ける。 いやぁー、みんないー味出してカバーしてたんだなぁー...と エラソーにも感心、感心。 さらに「USスー」経由の曲で、 フーのカバーで有名な「 DADDY ROLLIN' STONE 」。 スティーヴ・マリオットがうなるジョニー・サンダースのカバーもグッド。 おいらはフーのバージョンを最初に聴いたときタマゲタのだ。 ただひたすらカッコイー曲。 ...というわけで元ネタ探しでたどりついたのがコレ。 プレスリーのヒット曲あたりで有名なオーティス・ブラックウェルの曲で デレック・マーティンという(よく知らない)人のバージョン。 しかし、もううれしいほどにフーは丸コピーしてて、たまりません。 それにスティーヴ・マリオットだってジョニー・サンダースだって やっぱり「USスー」、「UKスー」を聴いていたのだ。 なんだか得した気分になってきたぜぃ! ◆UK Sue Label Story◆ という事で「UKスー」シリーズは3枚出ています。 ▽『 UK Sue Label Story: The World of Guy Stevens 』 http://www.amazon.co.jp ここにもいたか! ビリー・プレストン! ▽『 UK Sue Label Story, Vol. 2: Sue's Rock 'N' Blues 』 http://www.amazon.co.jp フーにポール・リヴィア&ザ・レイダーズのカバー「 LUBIE 」がある。 (どうもオリジナルと違いすぎて、元曲とも思えないが...) なんでポール・リヴィアなの?って思っていたけど、 ここの11曲目にポール・リヴィア&ザ・レイダーズの曲が入っていて、 やっぱりUKスーがらみなのかな? ▽『 The Soul of Sue: The UK Sue Label Story, Vol. 3 』 http://www.amazon.co.jp 2曲目のアングローズはスティ-ヴ・ウィンウッドがからんでるんだって。 いやぁー、たまりません。 ストーンズをはじめ、フー、スペンサー・デイヴィス・グループ、 マンフレッド・マン、ジョージー・フェイム、 そしてドクター・フィールグッドなど ブリティッシュ・ビートのサウンドが次から次へと見えてくるからねぇ... ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 編集後記 ──────────────────────────────────── クリス・ファーロウを続けて聴いていた影響からか、 なんだか最近ブラック・アーティストをよく聴いています。 そもそもブリティッシュ・ビートの元曲が聴きたくて、 R&B、ブルースをポロポロとあさりはじめたのだけれど、 その元曲とカバーを聴き比べたりしてうちに、 当時のバンド達の試行錯誤が見えるようで、ホント楽しいのだ。 それでは、また!
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