COLUMN
SHIBUYA TOWER 2003/10/26
WILKO JOHNSON
ウイルコ・ジョンソン・ジャパン・ライヴ2!


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2003年10月26日、タワー渋谷の特別イベントでウイルコ・ジョンソンを見てきた。
タワーでウイルコの新譜CD「RED HOT ROCKING BLUES」を買うとチケットが無料でいただけるというシロモノ。
とりあえず買うには買ったが、行けるかどうか...という感じだったが無事見る事ができたのでご報告。

会場はタワー渋谷のB1。初めて行ったが、小さなライヴ・ハウスといった感じで、
会場内の太い2本の柱が邪魔だが、なかなかいい雰囲気。
大体、7割位入っていた感じ。

というわけで定刻7時、いきなりウイルコ・ジョンソン・バンド登場、時間厳守である。
あのライヴ盤「STUPIDITY」と同じ曲「Talking About You」でスタートするという初っ端から感動付き。
前半は、新作「RED HOT ROCKING BLUES」からセレクト。4、5曲位だったかな?
最後に定番3曲で「ALL RIGHT」、「BACK IN THE NIGHT」、「SHE DOES IT RIGHT」で締め。
例のアレは今回はナシ。通常のツアー会場ではやってるでしょう。

アッというまにバンドが下がり客電がついたのでもう終わり?...と思ったら、
再度、登場。チャック・ベリーの「BYE BYE JOHNNY」をやってくれた。ダック・ウォークまで交え、
しかもレイ・デイヴィス調にサビを客席に歌わせるという荒業まで披露。

結局、アンコール含めても30分ちょい位の時間だったけれど、内容的にはホントすばらしかった。
実は、「RED HOT ROCKING BLUES」に不安を感じていたんで、どうかな?...と思っていたけど、
やはりこのヒト、このバンドはライヴである。いやぁ、カッコイー。
なんつーか...ただカッコイーんである。
リズム隊には前回の来日時には感じられなかった、新境地が見えた。
少々、あぶなっかっしい時もあったけれど、ノリがファンキーになっている。
しかし、やっぱりノーマンのブイブイ度がダウンしたのが気がかりといえば気がかり。

正直「RED HOT ROCKING BLUES」はイマヒトツといった感じだったが、
このライヴのサウンドをスタジオでうまく再現できれば...といつも思っちゃうよなぁ。
ヴィック・メイルがいてくれたら...


UPDATED 2004/1/1.

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