COLUMN : SPECIAL
WESTWAY
WESTWAYが選ぶ、年代別生涯ベストアルバム10


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私の師匠でもあるWESTWAY氏が原稿を寄せてくれました。
氏は当時パンクに大きな打撃を受け、そのまま頭も爆発していました。
しかしその嗜好性はパンクのみにとどまらず視野は広い...が飽きやすい点もある。
そして現在は大人になってもなお深く音楽に携わった活動をされています。



ほんとはアルバム1枚1枚にコメントを付けたかったが、時間がないので総評のみ。
やっぱり30枚だけを選ぶのは難しい。

(注)順位不動


 1960's

VELVET UNDERGROUND & NICO QUICK ONE OGDENS' NUT GONE FLAKE
・VELVET UNDERGROUND & NICO / THE VELVET UNDERGROUND (1967)
・VELVET UNDERGROUND / THE VELVET UNDERGROUND (1969)
・WITH THE BEATLES / THE BEATLES (1963)
・QUICK ONE / THE WHO (1967)
・IMPRESSIONS / JOHN COLTRANE (1963)
・OGDENS' NUT GONE FLAKE / THE SMALL FACES (1968)
・KIND OF BLUE / MILES DAVIS (1960)
・SOMEDAY MY PRINCE WILL COME / MILES DAVIS (1961)
・SPACE ODDITY / DAVID BOWIE (1969)
・PET SOUNDS / THE BEACH BOYS (1966)
(総評)
いろいろと広く浅く手当たり次第聴いてきた60年代のアルバム群のなかでも、
30歳を過ぎても今なお聴く10枚。
ビートルズ、フー、コルトレーンは他にも好きなアルバムはあるが、アルバム1枚通しての
いい曲の多さや自身の重要度には、上記アルバムには及ばない。
現体験でないので、客観的視点になれたので選びやすかった。
上記のスモール フェイセスのアルバムは、誰かさんが書いていたがまさに「大人のモッズ アルバム」
という言葉がピッタリである。



 1970's

THE CLASH QUADROPHENIA DOWN BY THE JETTY
・THE CLASH / THE CLASH (1977)
・THE SEX PISTOLS / NEVER MIND THE BOLLOCKS (1977)
・THE JAM / IN THE CITY (1977)
・THE STRANGLERS / NO MORE HEROES (1977)
・THE DAMNED / DAMNED DAMNED DAMNED (1977)
・THE TELEVISION / MARQUEE MOON (1977)
・DAVID BOWIE / LOW (1977)
・THE WHO / QUADROPHENIA (1973)
・DR.FEELGOOD / DOWN BY THE JETTY (1975)
・BUZZCOCKS / DIFFERENT KIND OF TENSION (1979)
(総評)
すべての始まりがここにある。あ〜 今も1977というフレーズだけで自身には十分である。
14歳の時に感じた背中のぞくぞく感が、この年になっても変わらない。
他にもXTC,ワイアー、スペシャルズ、ボブ マーリィーなど他にもたくさん選びたいアルバムがあるが、
これらだけは外せない。
タイムカプセルに乗って、ぜひ76〜77年のロンドンを生で体験したいものである。
上記のフーのアルバムは、やはり16歳の時に観た映画「さらば青春の光」からの影響大である。



UPDATED 2004/1/1.

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